木 賊 山(とくさやま)
世阿弥の謡曲「木賊」を題材にした山。わが子を人にさらわれて一人信濃国伏屋の里で木賊を刈る翁をあらわす。
等身大の老翁像(御神体)は足台に元禄5年の墨書があり、右手に鎌、左手に木賊を持ち、
欄縁にも御神体を囲むように木賊が配される。
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