祇 園 祭


祇園祭は7月1日の吉符入り(各山鉾町)に始まり、31日の疫神社夏越祭
(八坂神社10:00)まで一ヶ月に渡って様々な行事が執り行われます。
祇園祭は、京都の東に位置し千百余年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。
貞観11年(869年)京の都をはじめ全国各地に疫病が流行し、当時の人々はこれを牛頭天皇の祟り
であると恐れました。そこで、二条城の南にある神泉苑に、当時の国数にちなんで66本の鉾を立て、
祇園の神を祭り、さらに神輿をかついで、疫病退散を祈願して始められた「祇園御霊会」が起源とされています。


2008年度山鉾巡行
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2007年度宵山・山鉾巡行
(ここから下は2007年に撮影したものです)

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拡大写真下部の説明は「祇園祭宵山会議」様発行の巡行ガイド2007より抜粋


宵山

 2007年7月15日撮影
7月14日から16日まで各山鉾町において鉾が組まれます。
鉾では囃子方が熱のこもった祇園囃子を演奏されお祭ムードが盛り上がります。
宵山の期間中は山鉾町内の旧家や老舗の方が秘宝の屏風や掛け軸などの美術品を飾り
見物の人々に公開されています。屏風祭りとも言われ宵山の楽しみの一つとなっています。
疫病災難除けの粽(ちまき)も販売されていて粽を買うと上に上れる鉾もあります。




山鉾巡行
2007年7月17日撮影
17日四条烏丸を9時にスタートし32基の山鉾が京都の町を練り歩きました。
前日の夜中まで降っていた雨も何とか上がり、一時ぱらっときたものの晴れ間の中無事に行われました。
今年は鉾の全体を見る事が出来動く美術館と言われる素晴らしい文化財を堪能させて頂きました。
一つ進むごとに沸き起こる拍手喝采。
関係者と観客が一体となって歴史ある行事に参加し感動的な日となりました。


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